ハインツ・ハルトマン|自我心理学の父

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ハインツ・ハルトマン(Heinz Hartmann)

  • 1894年-1970年
  • オーストリア生まれ、アメリカの精神分析医
  • 自我心理学の父と呼ばれ、自我心理学を創始した一人
  • フロイトの自我の考えを発展させる
  • 1938年ナチスに追われパリ、スイスを経由しニューヨーク(1941年)へ渡る
  • 国際精神分析協会(IPA)の会長を務める(1950年)

ハインツ・ハルトマンとは

アンナ・フロイトと並び、Sフロイトの精神分析における自我心理学を創始した一人自我心理学の父とも呼ばれている。

ハルトマンは、イドと超自我の葛藤の外に位置する自我領域で機能する自我、つまりイドと超自我に関与されない自由な自我の概念を提唱している。この自我の働きを「自律的機能」や「自我装置」と呼び、思考、言語、知覚、思考、運動、学習など、初めからイドと超自我間で葛藤のない「一次的な自律機能」と、後に葛藤が解消されて自律性を獲得した「二次的な自律機能」に分類した。

関連人物

ジークムント・フロイト:精神分析の創始者

アンナ・フロイト:自我心理学派、フロイトの娘

エリク・エリクソン:自我心理学派、ライフサイクル論

ジャック・ラカン:自我心理学を批判

ハルトマンの著書

『自我心理学と適応の問題』Ego Psychology and the Problem of Adaptation:1939年

『自我心理学の小論』Essays on Ego Psychology:1964年


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