TAT|主題統覚検査
TAT(Thematic Apperception Test)は、モーガン(Morgan,C.D.)とマレーによって考案された「投影法」の心理検査。日常生活を連想させる絵画を見せて、人物の感情や過去・現在・未来について自由に物語をつくってもらい、その物語を分析することで、人物に同一視されたクライエントの欲求やコンプレックスなどの問題を把握する。主に治療機関・鑑別所・児童相談所などの場で、問題児の臨床的なテストに用いられる。
- 対象年齢:7才~
- 所要時間:約60分
- 査定方法:特定の絵画を見せて、人物の思考や感情、過去・現在・未来について自由に物語を語ってもらう。
物語を分析することで、欲求や葛藤、コンプレックスを明らかにする。
※児童版にCAT(7~10才)、老年者版にSAT(65才以上)がある。
▲心理査定のまとめはこちら⇒特性因子理論|心理テストを用いたカウンセリング