臨床心理士とは
- 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格
- 有資格者数 約25,000名(2013年)
- ※第一号は1988年
- 平均年収 400万前後
【心理職の専門家】
数多くある民間の心理系資格の中では取得難易度・知名度ともに最も高い。
臨床心理士の仕事(一例)
「精神科」「心療内科」「保健所」
医師の指揮のもとカウンセリングや心理検査などの業務に携わる
心理療法士
「学校」「教育機関」
学生のカウンセリングや心理指導、保護者への支援、職員のメンタルケアや教育
スクールカウンセラー
「企業」
従業員の心理検査やカウンセリング、管理職への助言や教育、復職支援
企業内カウンセラー
「児童相談所」「障害者福祉センター」
利用者の心理テスト、カウンセリング、心理教育などを担当
心理判定員
「少年院」「刑務所」
精神鑑定、薬物依存の治療的教育、性犯罪などの再犯防止
保護観察官
「大学」
臨床心理の研究
大学教員(研究職)
臨床心理士になるには
【受験資格】
受験資格は4通りのパターンがある。
1.「第1種指定大学院修了」
2.「第2種指定大学院修了」+「1年以上の実務経験」
3.「専門職大学院修了者」
4.「医師免許取得者(2年以上の臨床経験)」
【試験】
一次試験:筆記(毎年10月)
二次試験:面接(毎年11月)
【更新】
満5年ごとに資格更新が必要
資格取得までは最低でも7年(大学4年+大学院2年+試験1年)かかる。
指定大学院については日本臨床心理士資格認定協会のHPを参照
→指定大学院・専門職大学院一覧:http://fjcbcp.or.jp/rinshou/juken/