エンカウンターグループとは|パーソンセンタードアプローチ

エンカウンターグループ:用語解説

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エンカウンター・グループ

エンカウンターグループ は、来談者中心療法のカール・ロジャーズが開発したグループカウンセリング法です。

自己成長・対人問題改善などを目的として、専門的なスキルを有したファシリテーターが進行役となり、10名前後のグループで感じたことを思うままに話し合っていきます。来談者中心療法の理論を当てはめたグループカウンセリング形式で、あらかじめ決まった課題や形式はなく、進行役も基本的にはひとりのメンバーとなって進められます

安心できる空間の中でこころとこころの内面的な交流がおこなわれることでグループが成長していきます。グループの成長を通して個人のパーソナリティの変容を期待することがエンカウンター・グループの目的です。

ロジャーズのエンカウンターグループは、「ベーシック・エンカウンター・グループ(BEG)」「非構成的グループ・エンカウンター」とも呼ばれています。日本ではあらかじめ進行方法や課題を決めて進められる「構成的グループ・エンカウンター」が主流になっており、学校教育や看護などの分野を中心に広く用いられています。

来談者中心療法はこちら⇒来談者中心療法の理論とカウンセリング

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