認知行動療法の第三世代
認知行動療法の第三世代とは、行動療法からの流れを第一世代、認知療法からの流れを第二世代として、新たに「文脈」や「機能」に注目して発展した認知行動療法のことを第三世代と呼んでいる。
行動的・認知的な技法に加え、文脈的で体験的な変化に期待する援助技法を用いる。
●第一世代:1950年代~
「行動療法」から発展した認知行動療法。
●第二世代:1970年代~
「認知療法」から発展した認知行動療法
⇒認知再構成法など
●第三世代:2000年頃~
認知行動療法の新しい流れ
第三世代の主な援助技法
⇒マインドフルネス認知療法:再発性うつ病の治療に特化した治療法
⇒弁証法的行動療法:境界性パーソナリティ障害に特化した治療法
⇒認知的脱フュージョン:ACT
●認知行動療法はこちら⇒認知行動療法の理論とカウンセリング