行動主義心理学の創始者ジョン・ワトソンを紹介
- ジョン・ワトソン
- ジョン・ワトソンとは
- ワトソンの生涯と歴史
ジョン・ワトソン
ジョン・ワトソン(John Broadus Watson)は、アメリカの心理学者で、行動主義心理学を創始した人物。アルバート坊やの恐怖条件付け実験が有名。
「健康な1ダースの乳児と、育てる事のできる適切な環境さえととのえば、才能、好み、適正、先祖、民族など遺伝的といわれるものとは関係なしに、医者、芸術家から、どろぼう、乞食まで様々な人間に育て上げることができる」このワトソンの発言は当時大きな物議を醸した。現在でもワトソンの行動主義を代表する過激な発言として知られている。
- 1878年~1958年
- 行動主義心理学を創始
- アルバート坊やの実験
- ジョンズ・ホプキンス大学の教授
- アメリカ心理学会会長
ワトソンの生涯
1978年:アメリカのサウスカロライナ州で生まれる
1907年:ジョンズ・ホプキンス大学の教授に就任
1912年:行動主義心理学を創始
1913年:「行動主義者のみたる心理学」を発表
1915年:アメリカ心理学会の会長に就任
1920年:アルバート坊やの実験を発表
1920年:レイナーと連名で「条件付けられた情動反応」を発表
1921年:レイナーと再婚
1921年:不倫問題などがスキャンダルになり大学を解雇される
1921年:研究者生活を離れ広告業に転職
1936年:広告業を引退
1958年:生涯を終える(80歳)
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