セルフモニタリング法のやり方

行動療法、認知行動療法の技法、セルフモニタリング法の紹介

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セルフモニタリング

セルフモニタリングとは、認知行動療法行動療法で用いられるマネジメント技法です。自分の行動や活動を記録することで目的の行動を強化したりモチベーションを上げる効果があります。

ノート

レコーディングダイエット

一時期ブームになったレコーディングダイエットなどは、セルフモニタリング法の典型的な例で、食べた物や体重を日々記録することによって、通常では意識できない自分の行動が記録からフィードバックされるので、食事や体重をコントロールする技能が身につきます。この理論はバイオフィードバック法に近いです。

認知再構成法

また、行動面だけでなく認知的にセルフモニタリングを用いたのが、認知行動療法の主要技法として用いられている認知再構成法(コラム法)です。認知再構成法では、出来事とその時の思考や感情を記録し自動思考と呼ばれる物事の受け取り方に働きかける方法です。

詳しくはこちら認知再構成法とは|認知行動療法

セルフモニタリング法のやり方

セルフモニタリング

セルフモニタリングは、強化したい行動に関することを記録していきます。決まった形式は特別ないですが、できるだけ数量的に確認できて、負担にならないよう簡単な記録の仕方をするとモニタリングの効果が上がります。

  • ・受験勉強:一日の勉強時間を記録する
  • ・ダイエット:体重と食事内容を記録する
  • ・健康管理:日々の歩数を記録するetc

自己効力感を高めるため、大きな行動目標はできるだけ分割し、モチベーションが上がる記録の仕方が理想です。自分の行動が数量的に分かると、その行動をコントロールするスキルが身に付くので、やりたいけど上手くいかないような行動目標に効果が期待できます。


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